【岡本真帆による歌集の第二弾が刊行!】
あの短歌のひと!
そして、コルク"社員"まほぴ こと、岡本真帆による歌集の第二弾!
9刷、累計2万2千部万部を突破した『水上バス浅草行き』から2年、待望の第2歌集を刊行いたします。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首と、装丁の鈴木千佳子さんによる花の絵を束ねました。
お届けする書籍は、すべて岡本真帆の直筆サイン入りです。
※お客様のお名前等は記入されません。
【著者・岡本真帆からメッセージ】
「高知で暮らしてみたらいいのに」。
コルクの代表・佐渡島(サディ)の一言がきっかけで、それまでまったく考えたこともなかった地元への移住は現実になりました。
私の故郷四万十市は県庁所在地からさらに西へ鉄道で二時間以上かかり、東京から最も遠い地域と言われる場所にあります。
でも、たしかにサディの言うとおり、地方移住しながらのリモートワークがOKになっている今、経験しない手はないのでは?と、思い切って引っ越し。
今は地元と東京の二拠点生活をしています。
第二歌集『あかるい花束』は高知と東京を行き来しながらつくった266首が収められた歌集です。
場所そのものを詠んでいるというよりは、生活の中で思い出す様々な出来事や、湧き上がってくる感情について書きました。
あなたにとっての特別な一首がひとつでも見つかることを願っています。
【収録歌より7首】
わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと
ただしくよりたのしく歩く 光ってる水が見たくて すこし小走り
本当に正しかったかわからない決断たちよ おいで、雪解け
乱丁のある文庫本抱きしめる 愛すよたったひとつの傷を
あなたと過ごした日々は小さな旅だった 空っぽの花器の美しいこと
スパイスは火花に似てるわたしからわたしへ送る強い喝采
しゅくふくとはじける泡が光ってる 祝福 きみにはじめましてを
【著者プロフィール】
岡本真帆(おかもと・まほ)
1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。
2022年に第一歌集『水上バス浅草行き』(ナナロク社)を刊行。
『水上バス浅草行き』(サイン入り)のページはこちら▶︎https://corkstore.jp/products/430012260000
【書籍概要】
『あかるい花束』
著者:岡本真帆
装丁・画:鈴木千佳子
仕様:B6変形 並製 176頁
収録歌:266首
価格:1,870円(税込)
ISBN:978-4-86732-027-3 C0092
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