物語の力とはなんだろう

物語の力とはなんだろう。


「心の奥にある沼にさざなみと立てることができるもの。それがアートである」

とある写真家に聞いた。


確かにその通りだ。

普段はあることを意識しないように鎮まっている奥深くにある沼。

その沼の存在に気づく時がある。


いいアート触れた時
いい音楽を聴いた時

そしていい物語と触れたときにその沼にさざなみが立つことによって

息をのむような美しさを感じることのできる心の柔らかさ

とっさに逃げてしまう弱さ

理性で抑えていた怒りや悔しさや恥ずかしさ

心の底から誰かを愛おしむ気持ち


自分の大切にしているもの

こう生きたいという美意識、哲学、欲求、
嫌いな部分の感情さえ自分のものであると

主人公の体験を通してすることで知ることができる。


ふわふわとした、モヤモヤとした気持ちを

言葉で、表情でセリフで、時には景色の美しさで

形にされたものを受け取ることで


自分の心と向き合う時間を連れて来てくれる。

自分を知って少し前に進もうという力を与えてくれる。

それが物語の力なのだ。

そういうものを存分に楽しみ

感動してこの言葉をずっと大切にしたいと心に抱きしめる。


だけど、毎日を忙しく理性的に、傷つきすぎないように、生きていると、

こんなに大切にしたいと心を掴まれた体験が少しずつ薄れてしまう。

何度でも思い出して大切にしたいと思っていたのに。


この自分がもらった大切な感情を

生活の中で何度も取り出すことができたら

もっと物語をかみしめることができて幸せなのではないだろうか。

商品というカタチにすることでそのきっかけになるのではないだろうか。



そういう想いで商品を作っています。

作品の魅力を存分にお届けするとともに

一人一人にとって物語が自分のものになることを願っています。


Realize! 物語に、カタチを与える 


私たちは、物語の力を信じています。


私たちのモノづくりを通して、

物語を、もっと深く味わってほしい。

物語と、もっと寄り添ってほしい。

物語とあなたが、もっとじっくり向き合う時間を持ってほしい。


私たちのつくるモノで、

あなたの人生が一歩、前に進むきっかけになったら、うれしいです!